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普通自転車通行指定部分がある場合

普通自転車通行指定部分が設けられた歩道を通行する場合には、普通自転車通行指定部分の中を通らなければならない。
普通自転車通行指定部分は、自転車専用の通路ではないため、歩行者も通行することができ、また自転車は、普通自転車通行指定部分内を通る歩行者の妨害をしてはならない。
なお、歩行者がいない場合には、通常の歩道とは異なり徐行しなくとも良いが、この場合でも安全な速度と方法で通行しなければならない。

最終更新日:2013-11-03

普通自転車通行指定部分内の通行について

普通自転車通行指定部分が設けられた歩道を通る場合は、普通自転車通行指定部分の中を通らなければならない。

普通自転車通行指定部分の道路標示


普通自転車通行指定部分の例


通行指定部分内を通行

これには例外規定がないため、いかなる場合であっても、普通自転車通行指定部分の外側を通ってはならない。
例えば、普通自転車通行指定部分内に歩行者がいるため、その中を通れない場合には、一時停止をするか、自転車から降りなければならないこととなる。


通行指定部分から外側に出てはならない
(一時停止をするか、自転車から降りる)

歩行者の保護について

普通自転車通行指定部分は、あくまで歩道の中であり、また自転車は、普通自転車通行指定部分を通っている場合であっても、通常の歩道と同様の歩行者保護義務を負う。
そのため自転車は、歩道を通行する際は、普通自転車通行指定部分を通っている場合であっても、歩行者の妨害となるような通行の一切が禁止され、歩行者の通行妨害となる場合には、一時停止をしなければならない。

なお普通自転車通行指定部分は、自転車専用の通路ではないため、歩行者も普通自転車通行指定部分の中を通ることができる。
自転車は、普通自転車通行指定部分内を歩いている歩行者についても、その妨害をしてはならない。

徐行義務の免除について

自転車は、通常の歩道を通行する際は、歩行者の有無に関わらず徐行をしなければならない。
しかし、普通自転車通行指定部分を通っているときに関しては、普通自転車通行指定部分を通行している歩行者や、通行しようとしている歩行者がいない場合に限り、徐行をしなくても良いこととされている。
ただしこの場合であっても、状況に応じた安全な速度・方法で通らなければならない。

法定外表示は普通自転車通行指定部分ではない

自転車ナビマーク等の、上記以外の表示は、法令で定められていないもの(法定外表示)であるため、普通自転車通行指定部分としての効力を有せず、そこは単なる歩道と何ら変わりない。
そのため、自転車ナビマーク等が表示されている場合には、その表示位置に関わらず、歩道の中央から車道よりの部分を徐行しなければならない。


法定外表示の例
これらはいずれも単なる歩道であるため徐行しなければならない。

罰則

歩道の歩行者妨害等

  • 普通自転車通行指定部分の外側を通行した場合
  • 普通自転車通行指定部分を通行する歩行者を妨害した場合
  • 普通自転車通行指定部分を通行し、または通行しようとしている歩行者がいるにも関わらず、徐行をしなかった場合
  • 安全を妨げるような速度・方法で通行した場合

>> 2万円以下の罰金又は科料

関連条文

道路交通法

(普通自転車の歩道通行)

第63条の4

2 前項の場合において、普通自転車は、当該歩道の中央から車道寄りの部分(道路標識等により普通自転車が通行すべき部分として指定された部分(以下この項において「普通自転車通行指定部分」という。)があるときは、当該普通自転車通行指定部分)を徐行しなければならず、また、普通自転車の進行が歩行者の通行を妨げることとなるときは、一時停止しなければならない。ただし、普通自転車通行指定部分については、当該普通自転車通行指定部分を通行し、又は通行しようとする歩行者がないときは、歩道の状況に応じた安全な速度と方法で進行することができる。

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