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歩道等の通行について

自転車は車両であるため、歩道等(路側帯または歩道)が設けられた道路では、基本的に車道を通行することとされているが、路側帯については通行が許容されており、また歩道についても一定の条件を満たせば通行できる。

最終更新日:2013-12-12

路側帯の通行の概要

路側帯が設けられている道路においては、道路左側に設けられたものに限り、路側帯を通行することもできる。

ただし、次の場合には、路側帯を通行してはならない。

  • 著しく歩行者の通行を妨げることとなる場合
  • 路側帯が「歩行者用路側帯」である場合

    歩行者専用路側帯の道路標示

路側帯を通行する際は、歩行者の通行を妨げないような速度と方法で進行しなければならない。

路側帯の通行条件、通行方法については、路側帯の通り方以下のページを参照されたい。

歩道の通行の概要

歩道が設けられている道路においては、基本的に車道を通らなければならないが、「自転車通行可」の道路標識が設けられているなど、法で定められた一定の条件を満たしていれば、歩道を通行することもできる。

自転車通行可の道路標識

歩道を通行する際は、基本的に、歩道の中央から車道寄りの部分を徐行しなければならない。

歩道の通行条件、通行方法については、歩道の通り方以下のページを参照されたい。

歩道等の通行に適用されない規定

自転車を含めた車両の通行方法に関する規定の多くは、歩道等と車道の区別のある道路においては、基本的に車道にのみ適用され、歩道または路側帯には適用されない。
歩道または路側帯に適用されない通行方法規定は、主なものとしては次のものがある。

  • 道路の左側通行

    歩道については、道路の右側に設けられたものを通行しても良い。
    また、歩道においては歩道の中央から車道寄りの部分を通行することとなるため、道路左側に設けられた歩道を通る場合には、その歩道内では右側を通行することとなる。
    なお、路側帯については、別の規定により、道路右側に設けられたものの通行は禁止されている。

  • 併走禁止

    歩道等の中では、併走をしても良い。
    ただし、歩道においてへ並走し、歩道の中央から道路外側寄りの部分を通れば、歩行者妨害等に該当することとなる。

  • 追い越し方法(右側追い越し)

    歩道等の中では、他の車両の左側を通って追い越しをしても良い。
    ただし、歩道において追い越しをする際に、歩道の中央から道路外側寄りの部分を通れば、歩行者妨害等に該当することとなる。

  • 交差点における通行方法

    交差点とは、歩道が設けられた道路では「車道が交差する部分」であり、歩道を通行している場合の交差点通行は、実際は交差点の中に進入することはなく、交差点の外側で車道を横断することによって行うこととなる。
    そのため歩道では、二段階右折などの交差点の通行方法は適用され得ない。

  • 一時停止

    歩道では、道路に一時停止の道路標識があっても、一時停止せずに停止線(の延長線上)を通過しても良い。
    ただし、車道に進入することとなる場合には、車道を通る車両の進行妨害をしてはならない。

関連条文

道路交通法

(通行区分)

第17条

4 車両は、道路(歩道等と車道の区別のある道路においては、車道。以下第9節の2までにおいて同じ。)の中央(軌道が道路の側端に寄つて設けられている場合においては当該道路の軌道敷を除いた部分の中央とし、道路標識等による中央線が設けられているときはその中央線の設けられた道路の部分を中央とする。以下同じ。)から左の部分(以下「左側部分」という。)を通行しなければならない。

(軽車両の路側帯通行)

第17条の2 軽車両は、前条第1項の規定にかかわらず、著しく歩行者の通行を妨げることとなる場合を除き、道路の左側部分に設けられた路側帯(軽車両の通行を禁止することを表示する道路標示によつて区画されたものを除く。)を通行することができる。

(普通自転車の歩道通行)

第63条の4 普通自転車は、次に掲げるときは、第17条第1項の規定にかかわらず、歩道を通行することができる。ただし、警察官等が歩行者の安全を確保するため必要があると認めて当該歩道を通行してはならない旨を指示したときは、この限りでない。

1 道路標識等により普通自転車が当該歩道を通行することができることとされているとき。

2 当該普通自転車の運転者が、児童、幼児その他の普通自転車により車道を通行することが危険であると認められるものとして政令で定める者であるとき。

3 前2号に掲げるもののほか、車道又は交通の状況に照らして当該普通自転車の通行の安全を確保するため当該普通自転車が歩道を通行することがやむを得ないと認められるとき。

2 前項の場合において、普通自転車は、当該歩道の中央から車道寄りの部分(道路標識等により普通自転車が通行すべき部分として指定された部分(以下この項において「普通自転車通行指定部分」という。)があるときは、当該普通自転車通行指定部分)を徐行しなければならず、また、普通自転車の進行が歩行者の通行を妨げることとなるときは、一時停止しなければならない。ただし、普通自転車通行指定部分については、当該普通自転車通行指定部分を通行し、又は通行しようとする歩行者がないときは、歩道の状況に応じた安全な速度と方法で進行することができる。

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