HOME > 道路(車道)の通行方法 > 道路(車道)の通行位置 > 車両通行帯が設けられていない道路

車両通行帯が設けられていない道路

車両通行帯が設けられていない道路(一車線道路、片側一車線道路)では、基本的に、道路(車道)の左側端に寄って通行する。

最終更新日:2013-05-12

車道における車両の通行位置

車両は、道路(車道)の左側を通行することとなっているが、車両通行帯が設けられていない道路においてどの程度左側を通るかについては、道路交通法では次の3段階の規定がなされている。

  1. 左側に寄った位置

    自動車・原付の基本的な通行位置

  2. 左側端に寄った位置

    自転車・軽車両の基本的な通行位置

  3. できる限り左側端に寄った位置

    左折車両・追い付かれた車両の通行位置

車両通行帯が設けられていない道路を通る自転車は、これらのうち、第2段階目の「左側端に寄った位置」を通行することとなる。
通常は、できる限り道路の左側端に寄って通行(いわゆる左端通行)する必要はない。

「左側端に寄って」の目安

路側帯が設けられていない道路の場合

路側帯が設けられていない道路は、その多くが、道路(車道)の側端部分が路肩や側溝の蓋などの車両の通行に適さない部分となっている。
このような場合、路肩等の通行に適さない部分を除いた部分の左側端に、安全かつ円滑に通れる範囲で近寄ることとなる。
道路状況にもよるが、路肩等を除いた部分の左側端の1〜1.5m程度に近寄った位置が、通行位置の目安となる。


路肩等を除いた部分の左側端に近寄る(目安:1〜1.5m)

路側帯が設けられた道路の場合

路側帯が設けられた道路では、安全かつ円滑に通れる範囲で路側帯に近寄ることとなる。
この場合も同様に、路側帯の1〜1.5m程度に近寄った位置が、通行位置の目安となる。


路側帯に近寄る(目安:1〜1.5m)

車道外側線との関係

歩道が設けられている道路においては、車道外側線は、交通規制の効力を有しない。
そのため、車道外側線が設けられている場合であっても、その存在は無視して、基本通りに車道の左側端に寄ればそれで良いこととなる。

歩道と車道外側線との間が狭い場合には、結果的に、車道外側線よりも内側の部分を通行することとなるが、通行位置としては問題ない。


左側端に寄って通行する。その結果、車道外側線内側通行となっても問題ない。

自転車の通行位置は「左端」ではない

左側端に寄るとは、先述のとおり、道路の路肩等の通行に適さない部分を除いた部分の左側端に、安全かつ円滑に通行できる範囲で近寄るということである。
決して道路の「左端」ではない。

左側端寄りを通らなくて良い場合

次のような場合には、左側端寄りを通行しなくともよい。

  • 他の車両を追い越すときや、駐停車車両を避けるとき
  • 道路工事を避けるとき
  • 進路上に障害物があるときや、進路上の道路の部分が損壊しているとき
  • 歩行者との間隔を確保するとき
  • その他、道路や交通の状況によりやむを得ないとき

道路の右側部分にはみ出すこととなる場合については、通行位置の基本を参照されたい。

罰則

左側端寄りを通行する義務については、罰則はない。

関連条文

道路交通法

(左側寄り通行等)

第18条 車両(トロリーバスを除く。)は、車両通行帯の設けられた道路を通行する場合を除き、自動車及び原動機付自転車にあつては道路の左側に寄つて、軽車両にあつては道路の左側端に寄つて、それぞれ当該道路を通行しなければならない。ただし、追越しをするとき、第25条第2項若しくは第34条第2項若しくは第4項の規定により道路の中央若しくは右側端に寄るとき、又は道路の状況その他の事情によりやむを得ないときは、この限りでない。

自転車の交通事故 無料相談コーナー