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5万円以下の罰金(過失罰あり)

  • 通行帯違反
  • (指定)横断禁止違反
  • 無灯火
  • 合図不履行・合図制限違反
  • 警音器吹鳴義務違反
  • ブレーキなし自転車

過失犯の場合も5万円以下の罰金

最終更新日:2012-05-05

通行帯違反

自転車は、車両通行帯が設けられた道路(片側二車線以上の道路)では、次のとおり通行帯を通らなければならない。

  • 基本的に、やむを得ないときを除き第一車両通行帯を通ること。
  • 普通自転車専用通行帯が設けられている場合には、普通自転車専用通行帯を通ること。
  • 他の車両を追い越す場合には、一つ右の車両通行帯を通って追い越すこと。

これらに違反した場合には、故意・過失を問わず、5万円以下の罰金の対象となる。

(指定)横断禁止違反

自転車は、横断禁止の道路標識がある場所では、道路を横断してはならない。
これに違反して道路を横断した場合、故意・過失を問わず、5万円以下の罰金の対象となる。

無灯火

自転車は、次の場合には、ライトを点けなければならない。

  • 夜間(日没時から翌日の日出時まで)
  • トンネル内(トンネル内の照明が暗く50m先まで明瞭に見えない場合)

これに違反し、上記の場合においてライトを点灯しなかった場合には、故意・過失を問わず5万円以下の罰金の対象となる。

合図不履行・合図制限違反

自転車は、右左折時や進路変更時、徐行・停止時には、それらの行為に関する合図を手信号により示さなければならず、またそれらの行為が終わるまで手信号を出し続けなければならない。
また、これらの行為が終わったならば、手信号の手を戻さなければならない。
右左折等の際に手信号を出さず、あるいは右左折等が完了したのに手信号の手を戻さなかった場合には、故意・過失を問わず5万円以下の罰金の対象となる。

なお、手信号を出せば片手運転になるため、状況によっては安全運転の義務に違反することとなる。
この場合には、安全運転義務の法が優先されるため、手信号を出さず、あるいは途中で手を戻しても、合図不履行等の違反には問われない。

警音器吹鳴義務違反

自転車は、「警笛鳴らせ」の道路標識がある場所では、警音器(ベル)を鳴らさなければならない。
これに違反し、ベルを鳴らすのを怠れば、故意・過失を問わず5万円以下の罰金の対象となる。

ブレーキなし自転車

自転車は、前後輪ともに、所要の性能条件を満たすブレーキを装備しなければならない。
これに違反し、性能条件を満たすブレーキを前後輪両方に装備していない自転車を運転すれば、故意・過失を問わず5万円以下の罰金の対象となる。

関連条文

道路交通法

(車両通行帯)

第20条 車両は、車両通行帯の設けられた道路においては、道路の左側端から数えて一番目の車両通行帯を通行しなければならない。ただし、自動車(小型特殊自動車及び道路標識等によつて指定された自動車を除く。)は、当該道路の左側部分(当該道路が一方通行となつているときは、当該道路)に三以上の車両通行帯が設けられているときは、政令で定めるところにより、その速度に応じ、その最も右側の車両通行帯以外の車両通行帯を通行することができる。

2 車両は、車両通行帯の設けられた道路において、道路標識等により前項に規定する通行の区分と異なる通行の区分が指定されているときは、当該通行の区分に従い、当該車両通行帯を通行しなければならない。

3 車両は、追越しをするとき、第25条第1項若しくは第2項若しくは第34条第1項から第5項までの規定により道路の左側端、中央若しくは右側端に寄るとき、第35条第1項の規定に従い通行するとき、第26条の2第3項の規定によりその通行している車両通行帯をそのまま通行するとき、第40条第2項の規定により一時進路を譲るとき、又は道路の状況その他の事情によりやむを得ないときは、前2項の規定によらないことができる。この場合において、追越しをするときは、その通行している車両通行帯の直近の右側の車両通行帯を通行しなければならない。

(横断等の禁止)

第25条の2

2 車両は、道路標識等により横断、転回又は後退が禁止されている道路の部分においては、当該禁止された行為をしてはならない。

(車両等の灯火)

第52条 車両等は、夜間(日没時から日出時までの時間をいう。以下この条及び第63条の9第2項において同じ。)、道路にあるときは、政令で定めるところにより、前照灯、車幅灯、尾灯その他の灯火をつけなければならない。政令で定める場合においては、夜間以外の時間にあつても、同様とする。

(合図)

第53条 車両(自転車以外の軽車両を除く。第3項において同じ。)の運転者は、左折し、右折し、転回し、徐行し、停止し、後退し、又は同一方向に進行しながら進路を変えるときは、手、方向指示器又は灯火により合図をし、かつ、これらの行為が終わるまで当該合図を継続しなければならない。

3 車両の運転者は、第1項に規定する行為を終わつたときは、当該合図をやめなければならないものとし、また、同項に規定する合図に係る行為をしないのにかかわらず、当該合図をしてはならない。

(警音器の使用等)

第54条 車両等(自転車以外の軽車両を除く。以下この条において同じ。)の運転者は、次の各号に掲げる場合においては、警音器を鳴らさなければならない。

1 左右の見とおしのきかない交差点、見とおしのきかない道路のまがりかど又は見とおしのきかない上り坂の頂上で道路標識等により指定された場所を通行しようとするとき。

2 山地部の道路その他曲折が多い道路について道路標識等により指定された区間における左右の見とおしのきかない交差点、見とおしのきかない道路のまがりかど又は見とおしのきかない上り坂の頂上を通行しようとするとき。

(自転車の制動装置等)

第63条の9 自転車の運転者は、内閣府令で定める基準に適合する制動装置を備えていないため交通の危険を生じさせるおそれがある自転車を運転してはならない。

第120条 次の各号のいずれかに該当する者は、5万円以下の罰金に処する。

3 第20条(車両通行帯)、第20条の2(路線バス等優先通行帯)第1項、第26条の2(進路の変更の禁止)第3項、第35条(指定通行区分)第1項又は第75条の8の2(重被牽引車を牽引する牽引自動車の通行区分)第2項から第4項までの規定の違反となるような行為をした者

4 第25条の2(横断等の禁止)第2項の規定の違反となるような行為をした者

5 第50条(交差点等への進入禁止)又は第52条(車両等の燈火)第1項の規定の違反となるような行為をした者

8 第52条(車両等の燈火)第2項、第53条(合図)第1項若しくは第3項又は第54条(警音器の使用等)第1項の規定に違反した者

8の2 第62条(整備不良車両の運転の禁止)の規定に違反して軽車両を運転させ、若しくは運転した者又は第63条の9(自転車の制動装置等)第一項の規定に違反した者

2 過失により前項第3号、第4号、第5号、第8号、第8号の2又は第14号の罪を犯した者は、5万円以下の罰金に処する。

道路交通法施行令

(合図の時期及び方法)

第21条 法第53条第1項に規定する合図を行なう時期及び合図の方法は、次の表に掲げるとおりとする。

合図を行なう場合 合図を行なう時期 合図の方法
左折するとき。 その行為をしようとする地点(交差点においてその行為をする場合にあつては、当該交差点の手前の側端)から30メートル手前の地点に達したとき。 左腕を車体の左側の外に出して水平にのばし、若しくは右腕を車体の右側の外に出してひじを垂直に上にまげること、又は左側の方向指示器を操作すること。
同一方向に進行しながら進路を左方に変えるとき。 その行為をしようとする時の三秒前のとき。
右折し、又は転回するとき。 その行為をしようとする地点(交差点において右折する場合にあつては、当該交差点の手前の側端)から30メートル手前の地点に達したとき。 右腕を車体の右側の外に出して水平にのばし、若しくは左腕を車体の左側の外に出してひじを垂直に上にまげること、又は右側の方向指示器を操作すること。
同一方向に進行しながら進路を右方に変えるとき。 その行為をしようとする時の3秒前のとき。
徐行し、又は停止するとき。 その行為をしようとするとき。 腕を車体の外に出して斜め下にのばすこと、又は車両の保安基準に関する規定若しくはトロリーバスの保安基準に関する規定により設けられる制動灯をつけること。

道路交通法施行規則

(制動装置)

第9条の3 法第63条の9第1項の内閣府令で定める基準は、次の各号に掲げるとおりとする。

1 前車輪及び後車輪を制動すること。

2 乾燥した平たんな舗装路面において、制動初速度が10キロメートル毎時のとき、制動装置の操作を開始した場所から3メートル以内の距離で円滑に自転車を停止させる性能を有すること。

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