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3月以下の懲役又は5万円以下の罰金(過失罰あり)

  • 信号無視
  • 通行禁止違反
  • 歩行者用道路における徐行違反
  • 追越禁止場所における追越違反
  • 踏切一時停止違反・遮断踏切立ち入り
  • 横断歩道等における横断歩行者等妨害
  • 徐行場所における徐行違反
  • 一時停止違反
  • 安全運転義務違反

過失犯の場合は10万円以下の罰金

最終更新日:2013-05-01

信号無視

次のように、信号機の表示に従わなかった場合には、3月以下の懲役又は5万円以下の罰金の対象となる。

  • 赤信号で停止位置を越えた。
  • 黄信号で、停止位置で安全に止まれたにも関わらず、停止位置を越えた。

なお、黄信号ないし赤信号の意味は「停止位置を越えて進行してはならない」なので、青信号の間に停止位置を越えていれば、交差点を通過する前に赤信号になったとしても、そのまま交差点を通行しても信号無視にはならない。

通行禁止違反

自転車も、車両通行止めや一方通行などの通行規制に従わなければならない。
これらに違反した場合、3月以下の懲役又は5万円以下の罰金の対象となる。

通行止め違反

次のような道路標識により自転車の通行が禁止されている道路を通ると、通行止め違反となる。

  • 車両通行止め
  • 自転車通行止め
  • 歩行者用道路

一方通行違反

一方通行道路や、自転車道・歩道における一方通行に違反し、進入・通行が禁止されている方向に通ると、一方通行違反となる。

歩行者用道路における徐行違反

自転車の通行が許された歩行者用道路を通る際は、必ず徐行をしなければならない。
歩行者用道路において徐行を越える速度で通行した場合、3月以下の懲役又は5万円以下の罰金の対象となる。

追越禁止場所における追越違反

自転車は、次の場所では他の車両を追い越してはならない。

  • 標識等により追い越し禁止とされている車道
  • 道路の曲がり角付近(概ね90°以下の鋭角となっている曲がり角)
  • 片側一車線道路のトンネル内
  • 交差点(優先道路を通行している場合を除く)・踏切と、そこから30m手前までの場所
  • 横断歩道・自転車横断帯と、そこから30m手前までの場所

上記の場所で追い越しをした場合には、3月以下の懲役又は5万円以下の罰金の対象となる。

踏切一時停止違反・遮断踏切立ち入り

自転車は、踏切を通過する際は、踏切の直前で一時停止しなければならない。
また、遮断機が下りてるとき(下りている最中を含む。)や、踏切の警報機が鳴っているときは、踏切に入ってはならない。
これらに違反すると、3月以下の懲役又は5万円以下の罰金の対象となる。

横断歩道等における横断歩行者等妨害

自転車は、横断歩道等に接近する際は、横断歩道等により横断しようとする歩行者や自転車(横断歩行者等)がいないことが明らかでない限り徐行をしなければならず、また、横断歩行者等の横断を優先させなければならない。
これらに違反すると、3月以下の懲役又は5万円以下の罰金の対象となる。

徐行場所における徐行違反

自転車は、次の場所では徐行をしなければならない。

  • 徐行の道路標識がある場所
  • 道路の曲がり角付近
  • 上り坂の頂上付近
  • 急な下り坂

上記の場所で徐行を越える速度で通行した場合、3月以下の懲役又は5万円以下の罰金の対象となる。

一時停止違反

自転車は、一時停止の道路標識が設置されている場所では、停止線などの直前で一時停止しなければならない。
これに違反した場合、3月以下の懲役又は5万円以下の罰金の対象となる。

なお、一時停止の道路標示は存在しないので、一時停止の道路標識が設置されておらず、路面表示のみの場合には、一時停止しなくとも、一時停止違反には問われない。

安全運転義務違反

自転車は、状況に応じたレベルで確実なハンドル・ブレーキ等の操作をし、かつ他人に危害を及ぼさないような速度と方法で運転しなければならない。
これに違反した場合には、3月以下の懲役又は5万円以下の罰金の対象となる。

なお、片手運転をすること自体は、必ず安全運転義務違反となるわけではない。

関連法令

道路交通法

(信号機の信号等に従う義務)

第7条 道路を通行する歩行者又は車両等は、信号機の表示する信号又は警察官等の手信号等(前条第1項後段の場合においては、当該手信号等)に従わなければならない。

(通行の禁止等)

第8条 歩行者又は車両等は、道路標識等によりその通行を禁止されている道路又はその部分を通行してはならない。

(歩行者用道路を通行する車両の義務)

第9条 車両は、歩行者の通行の安全と円滑を図るため車両の通行が禁止されていることが道路標識等により表示されている道路(第13条の2において「歩行者用道路」という。)を、前条第2項の許可を受け、又はその禁止の対象から除外されていることにより通行するときは、特に歩行者に注意して徐行しなければならない。

(追越しを禁止する場所)

第30条 車両は、道路標識等により追越しが禁止されている道路の部分及び次に掲げるその他の道路の部分においては、他の車両(軽車両を除く。)を追い越すため、進路を変更し、又は前車の側方を通過してはならない。

1 道路のまがりかど附近、上り坂の頂上附近又は勾配の急な下り坂

2 トンネル(車両通行帯の設けられた道路以外の道路の部分に限る。)

3 交差点(当該車両が第36条第2項に規定する優先道路を通行している場合における当該優先道路にある交差点を除く。)、踏切、横断歩道又は自転車横断帯及びこれらの手前の側端から前に30メートル以内の部分

(踏切の通過)

第33条 車両等は、踏切を通過しようとするときは、踏切の直前(道路標識等による停止線が設けられているときは、その停止線の直前。以下この項において同じ。)で停止し、かつ、安全であることを確認した後でなければ進行してはならない。ただし、信号機の表示する信号に従うときは、踏切の直前で停止しないで進行することができる。

2 車両等は、踏切を通過しようとする場合において、踏切の遮断機が閉じようとし、若しくは閉じている間又は踏切の警報機が警報している間は、当該踏切に入つてはならない。

(横断歩道等における歩行者等の優先)

第38条 車両等は、横断歩道又は自転車横断帯(以下この条において「横断歩道等」という。)に接近する場合には、当該横断歩道等を通過する際に当該横断歩道等によりその進路の前方を横断しようとする歩行者又は自転車(以下この条において「歩行者等」という。)がないことが明らかな場合を除き、当該横断歩道等の直前(道路標識等による停止線が設けられているときは、その停止線の直前。以下この項において同じ。)で停止することができるような速度で進行しなければならない。この場合において、横断歩道等によりその進路の前方を横断し、又は横断しようとする歩行者等があるときは、当該横断歩道等の直前で一時停止し、かつ、その通行を妨げないようにしなければならない。

2 車両等は、横断歩道等(当該車両等が通過する際に信号機の表示する信号又は警察官等の手信号等により当該横断歩道等による歩行者等の横断が禁止されているものを除く。次項において同じ。)又はその手前の直前で停止している車両等がある場合において、当該停止している車両等の側方を通過してその前方に出ようとするときは、その前方に出る前に一時停止しなければならない。

(徐行すべき場所)

第42条 車両等は、道路標識等により徐行すべきことが指定されている道路の部分を通行する場合及び次に掲げるその他の場合においては、徐行しなければならない。

1 左右の見とおしがきかない交差点に入ろうとし、又は交差点内で左右の見とおしがきかない部分を通行しようとするとき(当該交差点において交通整理が行なわれている場合及び優先道路を通行している場合を除く。)。

2 道路のまがりかど附近、上り坂の頂上附近又は勾配の急な下り坂を通行するとき。

(指定場所における一時停止)

第43条 車両等は、交通整理が行なわれていない交差点又はその手前の直近において、道路標識等により一時停止すべきことが指定されているときは、道路標識等による停止線の直前(道路標識等による停止線が設けられていない場合にあつては、交差点の直前)で一時停止しなければならない。この場合において、当該車両等は、第36条第2項の規定に該当する場合のほか、交差道路を通行する車両等の進行妨害をしてはならない。

(安全運転の義務)

第70条 車両等の運転者は、当該車両等のハンドル、ブレーキその他の装置を確実に操作し、かつ、道路、交通及び当該車両等の状況に応じ、他人に危害を及ぼさないような速度と方法で運転しなければならない。

第119条 次の各号のいずれかに該当する者は、3月以下の懲役又は5万円以下の罰金に処する。

1の2 第7条(信号機の信号等に従う義務)、第8条(通行の禁止等)第1項又は第9条(歩行者用道路を通行する車両の義務)の規定に違反した車両等の運転者

2 第30条(追越しを禁止する場所)、第33条(踏切の通過)第1項若しくは第2項、第38条(横断歩道等における歩行者等の優先)、第42条(徐行すべき場所)又は第43条(指定場所における一時停止)の規定の違反となるような行為をした者

9 第70条(安全運転の義務)の規定に違反した者

2 過失により前項第1号の2、第2号(第43条後段に係る部分を除く。)、第5号、第9号又は第12号の3の罪を犯した者は、10万円以下の罰金に処する。

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