HOME > 用語集 > 法律外の用語 > 追い抜き

追い抜き

道路交通において「追い抜き」とは、一般に、前方を通行する車両の前に出る行為のうち、進路変更を伴わないもの(追い越しに該当しないもの)を指す。

最終更新日:2012-04-26

追い抜きについて

通常の交通では、特に車両通行帯が設けられた道路において、進路変更を行うことなく、他の車両の側方を通過することにより、その車両の前方に出ることがある。
このような行為については、道路交通法上は特に規定がないが、進路変更を伴う「追い越し」と区別するために、一般的に「追い抜き」と呼ぶこととされている。

追い抜き行為に関する規制

車両は、信号機のない横断歩道等の手前では、次の追い抜きが規制されている。

  • 横断歩道等の手前で停止している車両の追い抜き
  • 横断歩道等とその手前30mを進行している自動車・原付の追い抜き

横断歩道手前で停止している車両の追い抜き

自転車を含め車両は、信号機のない横断報道等の手前で停止している車両を追い抜く際は、その車両の前に出る前に、一時停止しなければならない。

横断歩道等とその手前30mを進行している自動車・原付の追い抜き

自転車を含め車両は、信号機のない横断歩道等とその手前30mを進行している自動車・原付を追い抜いてはならない。
なお、停止している自動車・原付であれば、上記のとおり横断歩道等手前で停止している車両の前に出る前に一時停止する以外は、追い抜いて構わない。

関連条文

道路交通法

(定義)

第2条 この法律において、次の各号に掲げる用語の意義は、それぞれ当該各号に定めるところによる。

21 追越し 車両が他の車両等に追い付いた場合において、その進路を変えてその追い付いた車両等の側方を通過し、かつ、当該車両等の前方に出ることをいう。

(横断歩道等における歩行者等の優先)

第38条

2 車両等は、横断歩道等(当該車両等が通過する際に信号機の表示する信号又は警察官等の手信号等により当該横断歩道等による歩行者等の横断が禁止されているものを除く。次項において同じ。)又はその手前の直前で停止している車両等がある場合において、当該停止している車両等の側方を通過してその前方に出ようとするときは、その前方に出る前に一時停止しなければならない。

3 車両等は、横断歩道等及びその手前の側端から前に30メートル以内の道路の部分においては、第30条第3号の規定に該当する場合のほか、その前方を進行している他の車両等(軽車両を除く。)の側方を通過してその前方に出てはならない。

自転車の交通事故 無料相談コーナー