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追い越し

道路交通法において「追い越し」とは、進路前方を通行する車両に追い付いた際に、進路変更をしてその車両の前に出ることを指す。

最終更新日:2012-04-16

「追い越し」と「追い抜き」

「追い越し」とは、自分と同じ進路の前方を通行している車両に追い付いた際に、進路変更をして、その車両の前に出ることをいう。
進路変更は車両通行帯や車線の変更の有無とは関係ないため、同一車両通行帯内や同一車線内であっても(車線変更等を行っていなくても)、前方に出るに際し進路を変えていれれば、追い越しを行ったこととなる。

一方、進路変更を行うことなく前方の車両の前に出る行為は、追い越しには該当しない。
このような行為は、道路交通法上の「追い越し」と区別するために、一般に「追い抜き」と呼ばれる。
また追い抜きは、道路交通法上の追い越しには該当しないため、追い抜き行為について、道路交通法における追い越しに関する規定は適用されない。

追い越しに関する規定

追い越しは右側から

追い越しをする際は、基本的に、右に進路変更した上で、追い越す車両の右側を通らなければならない。
左側に進路変更をして追い越すことは、基本的に禁止されている。

追い越しは第二車両通行帯を通って

車両通行帯が設けられた道路において追い越しを行う場合には、基本的に一つ右側の車両通行帯に進路変更をしなければならない。
自転車は、車両通行帯が設けられた道路では、基本的に第一車両通行帯を通ることとなっているので、追い越しを行う際は、第二車両通行帯を通ることとなる。

関連法令

道路交通法

(定義)

第2条 この法律において、次の各号に掲げる用語の意義は、それぞれ当該各号に定めるところによる。

21 追越し 車両が他の車両等に追い付いた場合において、その進路を変えてその追い付いた車両等の側方を通過し、かつ、当該車両等の前方に出ることをいう。

(車両通行帯)

第20条

3 車両は、追越しをするとき、第25条第1項若しくは第2項若しくは第34条第1項から第5項までの規定により道路の左側端、中央若しくは右側端に寄るとき、第35条第1項の規定に従い通行するとき、第26条の2第3項の規定によりその通行している車両通行帯をそのまま通行するとき、第40条第2項の規定により一時進路を譲るとき、又は道路の状況その他の事情によりやむを得ないときは、前2項の規定によらないことができる。この場合において、追越しをするときは、その通行している車両通行帯の直近の右側の車両通行帯を通行しなければならない。

(追越しの方法)

第28条 車両は、他の車両を追い越そうとするときは、その追い越されようとする車両(以下この節において「前車」という。)の右側を通行しなければならない。

2 車両は、他の車両を追い越そうとする場合において、前車が第25条第2項又は第34条第2項若しくは第4項の規定により道路の中央又は右側端に寄つて通行しているときは、前項の規定にかかわらず、その左側を通行しなければならない。

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