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交通事故

道路交通法において「交通事故」とは、車両の交通を原因とする、人の死傷、物の損壊を指す。

最終更新日:2012-04-25

交通事故に該当するケース

車両が接触した場合

車両同士が接触した場合や、車両と歩行者とが接触した場合には、多少なりとも「物の損壊」が発生するので、ほとんどの場合、交通事故となる。
例えば自転車と歩行者とが軽く接触した程度であっても、歩行者の服が汚れるなど物の損壊が生じている場合が多いため、交通事故となる。

車両が接触していない場合

車両が接触していない場合であっても、車両が進行妨害を行った結果、人の死傷や物の損壊が発生すれば、交通事故となる。

交通事故発生時の義務

車両の運転手は、交通事故が発生した場合には、次のとおり、負傷者の救護、警察官への報告などの義務を負う。
自転車も車両に含まれるため、自転車の運転者であっても、交通事故が発生した場合には、これらの義務を負うこととなる。

  1. 運転の停止
  2. 負傷者の救護
  3. 必要に応じて車両の移動
  4. 警察官への報告

前記のとおり、自転車と歩行者とが軽く接触した程度でも交通事故に至っている場合が多いため、自転車の運転者が警察官への報告をせずに立ち去れば、いわゆる轢き逃げとなる。

歩行者同士の事故は交通事故ではない

道路交通法における交通事故の定義は、あくまで車両の交通を原因とするものであるため、歩行者同士の接触等による人の死傷・物の損壊は、交通事故には該当しない。
そのため、自転車を押して歩いている人が、他の歩行者と接触した場合であっても、交通事故には当たらない。

関連条文

道路交通法

(交通事故の場合の措置)

第72条 交通事故があつたときは、当該交通事故に係る車両等の運転者その他の乗務員(以下この節において「運転者等」という。)は、直ちに車両等の運転を停止して、負傷者を救護し、道路における危険を防止する等必要な措置を講じなければならない。この場合において、当該車両等の運転者(運転者が死亡し、又は負傷したためやむを得ないときは、その他の乗務員。以下次項において同じ。)は、警察官が現場にいるときは当該警察官に、警察官が現場にいないときは直ちに最寄りの警察署(派出所又は駐在所を含む。以下次項において同じ。)の警察官に当該交通事故が発生した日時及び場所、当該交通事故における死傷者の数及び負傷者の負傷の程度並びに損壊した物及びその損壊の程度、当該交通事故に係る車両等の積載物並びに当該交通事故について講じた措置を報告しなければならない。

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