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右左折・進路変更・停止の合図(手信号)

右左折時や、進路変更時、停止時には、合図(手信号)を示さなければならない。

最終更新日:2015-06-02

手信号が必要な動作

自転車では、次の動作を行うときに、手信号による合図を示さなければならない。

  • 右折・左折
  • 右方向または左方向への進路変更
  • 徐行・停止

手信号の方法

右折・右方向への進路変更

右腕を右方向に水平に伸ばす。
または、左腕を左方向に伸ばし、肘から先を垂直に上に向ける。

左折・左方向への進路変更

左腕を左方向に水平に伸ばす。
または、右腕を右方向に伸ばし、肘から先を垂直に上に向ける。

徐行・停止

右腕または左腕を、斜め下に伸ばす。

手信号を出すタイミングと継続時間

手信号を出すタイミング

手信号は、次のタイミングで出す。

  • 右折・左折

    右左折を行う地点の30m手前(交差点において右折する場合には、交差点の30m手前)

  • 進路変更

    進路変更を開始する3秒前

  • 徐行・停止

    徐行や停止をするとき

手信号の継続時間

手信号は、右左折や停止など、手信号による合図を必要とする動作を完了するまで出し続けなければならない。

バランスを崩す恐れがある場合

自転車は、運転中に手信号を示すと、片手運転となるため、状況によっては、バランスを崩すなどの恐れが生じることとなる。
このような場合には、安全運転義務の方が優先されるため、手信号を出さず、または出していた手を途中で戻しても、法律上問題ない
安全運転義務については、安全運転義務を参照されたい。

罰則

合図不履行

  • 右左折、進路変更、徐行、停止の際に合図(手信号)を示さなかった場合、動作完了前に合図をやめた(手を戻した)場合(安全運転義務違反となる恐れのある場合を除く)

>> 5万円以下の罰金(過失罰あり)

合図制限違反

  • 右左折などを行わないにも関わらず、これらの行為に係る合図(手信号)を示した場合

>> 5万円以下の罰金(過失罰あり)

安全運転義務違反

  • バランスを崩すなど、安全運転義務に違反することとなる恐れがある状況で、手信号を行った場合

>> 3月以下の懲役又は5万円以下の罰金(過失罰あり)

関連条文

道路交通法

(合図)

第53条 車両(自転車以外の軽車両を除く。第3項において同じ。)の運転者は、左折し、右折し、転回し、徐行し、停止し、後退し、又は同一方向に進行しながら進路を変えるときは、手、方向指示器又は灯火により合図をし、かつ、これらの行為が終わるまで当該合図を継続しなければならない。

2 前項の合図を行なう時期及び合図の方法について必要な事項は、政令で定める。

(安全運転の義務)

第70条 車両等の運転者は、当該車両等のハンドル、ブレーキその他の装置を確実に操作し、かつ、道路、交通及び当該車両等の状況に応じ、他人に危害を及ぼさないような速度と方法で運転しなければならない。

道路交通法施行令

(合図の時期及び方法)

第21条 法第53条第1項に規定する合図を行なう時期及び合図の方法は、次の表に掲げるとおりとする。

合図を行なう場合 合図を行なう時期 合図の方法
左折するとき。 その行為をしようとする地点(交差点においてその行為をする場合にあつては、当該交差点の手前の側端)から30メートル手前の地点に達したとき。 左腕を車体の左側の外に出して水平にのばし、若しくは右腕を車体の右側の外に出してひじを垂直に上にまげること、又は左側の方向指示器を操作すること。
同一方向に進行しながら進路を左方に変えるとき。 その行為をしようとする時の三秒前のとき。
右折し、又は転回するとき。 その行為をしようとする地点(交差点において右折する場合にあつては、当該交差点の手前の側端)から30メートル手前の地点に達したとき。 右腕を車体の右側の外に出して水平にのばし、若しくは左腕を車体の左側の外に出してひじを垂直に上にまげること、又は右側の方向指示器を操作すること。
同一方向に進行しながら進路を右方に変えるとき。 その行為をしようとする時の3秒前のとき。
徐行し、又は停止するとき。 その行為をしようとするとき。 腕を車体の外に出して斜め下にのばすこと、又は車両の保安基準に関する規定若しくはトロリーバスの保安基準に関する規定により設けられる制動灯をつけること。
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