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条例による「ながら運転」の禁止

条例によって、傘をさしながらの運転などの、いわゆる「ながら運転」が禁止されていることがある。
東京都の場合、傘をさしながらの運転、携帯電話を使いながらの運転、大音量で音楽等を聞きながらの運転が禁止されている。

最終更新日:2013-05-12

傘さし運転の禁止

東京都の場合、傘をさしながらの運転が禁止されている。
また、傘をさしながら以外にも、物を担ぎながら、物を持ちながらなど、安定を失うなどの恐れがある方法での運転を行うことが禁止されている。

なお、手に物を持った状態であっても、安定を失うなどの恐れがなければ、禁止されている運転には該当しない。
そのため、例えば飲み物のボトルを一時的に手にするなどといった程度であれば、行っても差し支えない。

携帯電話を使いながらの運転の禁止

東京都の場合、携帯電話を手に持って通話しながらの運転や、携帯電話の画面を見ながら(注視しながら)の運転が、禁止されている。

通話しながらの運転については、禁止されているのは携帯電話を「手に持って」通話しながらの運転であるため、ハンズフリーを用いての通話については、通話しながらの運転であっても問題ない。

なお、赤信号による停止を含め、停止中の携帯電話の使用については、道路交通法で自動車・原付の停止中の通話が許容されていることから、自転車についても同様に許容されるものと解されている。

大音量で音楽等を聞きながらの運転の禁止

東京都の場合、大音量で音楽等を聞きながらの運転が禁止されている。

なお、禁止されているのは、クラクションやサイレン音などの交通に関する音が聞こえないほどの大音量で聞きながらの運転であるので、これら交通に関する音が十分に聞こえる状態であれば、音楽等を聞きながらの運転やイヤホンを装着しての運転をしても差し支えないこととなる。[警視庁]

罰則

公安委員会遵守事項違反

  • 傘を差しながらなど視野を妨げ、または安定を失う恐れのある方法で運転した場合
  • 携帯電話を手に持って通話しながら、または画面を注視しながら運転をした場合
  • 交通に関する音が聞こえないほど大音量で音楽等を聞きながら運転をした場合

>> 5万円以下の罰金(過失罰なし)

関連条文

道路交通法

(運転者の遵守事項)

第71条 車両等の運転者は、次に掲げる事項を守らなければならない。

5の5 自動車又は原動機付自転車(以下この号において「自動車等」という。)を運転する場合においては、当該自動車等が停止しているときを除き、携帯電話用装置、自動車電話用装置その他の無線通話装置(その全部又は一部を手で保持しなければ送信及び受信のいずれをも行うことができないものに限る。第120条第1項第11号において「無線通話装置」という。)を通話(傷病者の救護又は公共の安全の維持のため当該自動車等の走行中に緊急やむを得ずに行うものを除く。第120条第1項第11号において同じ。)のために使用し、又は当該自動車等に取り付けられ若しくは持ち込まれた画像表示用装置(道路運送車両法第41条第16号若しくは第17号又は第44条第11号に規定する装置であるものを除く。第120条第1項第11号において同じ。)に表示された画像を注視しないこと。

6 前各号に掲げるもののほか、道路又は交通の状況により、公安委員会が道路における危険を防止し、その他交通の安全を図るため必要と認めて定めた事項

東京都道路交通規則(参考)

(運転者の遵守事項)

第8条 法第71条第6号の規定により、車両又は路面電車(以下「車両等」という。)の運転者が遵守しなければならない事項は、次に掲げるとおりとする。

3 傘を差し、物を担ぎ、物を持つ等視野を妨げ、又は安定を失うおそれのある方法で、大型自動二輪車、普通自動二輪車、原動機付自転車又は自転車を運転しないこと。

4 自転車を運転するときは、携帯電話用装置を手で保持して通話し、又は画像表示用装置に表示された画像を注視しないこと。

5 高音でカーラジオ等を聞き、又はイヤホーン等を使用してラジオを聞く等安全な運転に必要な交通に関する音又は声が聞こえないような状態で車両等を運転しないこと。ただし、難聴者が補聴器を使用する場合又は公共目的を遂行する者が当該目的のための指令を受信する場合にイヤホーン等を使用するときは、この限りでない。

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